あけび(アケビ)~あけび蔓について

あけび(アケビ)について

あけび

あけびの種類

 

「あけび(アケビ)」には5種類あるそうです。普通に「あけび(アケビ)」と呼ばれるものは、小葉が5枚。「みつばあけび(ミツバアケビ)」と呼ばれるものは、小葉が3枚。「ごようあけび(ゴヨウアケビ)」は雑種。「むべ(ムベ)」「ときわあけび(トキワアケビ)」は南部に自生。「白あけび」は園芸用です。

 

ミツバアケビ

ミツバアケビ

山で採取する「みつばあけび(ミツバアケビ)」の実は2種類あります。皮が固く薄褐色がかった物と、鮮やかな紫色になる物です。薄褐色のいかにも天然育ちの野生の実が多く見受けられます。

ミツバアケビ

「あけび(アケビ)」は雌雄同株で、「さるなし」「またたび」などの同じ蔓性植物とは違います。花は新芽と同時に紫色の雄花を房状につけ、その根元にやや大きめの雌花をつけます。秋には果実が熟し、熟しきると自ら口をあけ(実を割いて)中から半透明の果肉をのぞかせます。熟して果実の口があくので、「あけ実」から「アケビ」が由来したといわれています。

 

ごようあけび

五葉アケビ

「ごようあけび(五葉アケビ)」を野生で見ることは東北地方ではほとんどありません。庭木用として栽培されているものは見かけます。三つ葉アケビに比較すると全体的に小ぶりです。

 

「あけび」採取について

「あけび」の実の採取は難しいです。天然物は栽培ものと違い、実の数も少なく、形が不ぞろいだったり、採取時期を見極めるのの難しいものです。また「あけび」のツタ(蔦)(蔓)はかご編み材料として人気です。「あけび」のツタ(蔦)(蔓)で作った「背負いカゴ」は、山菜仲間の羨望の的です。山では藪を歩くことも多く「アケビの背負いカゴ」は棘などに絡むことなくスルリと通り抜けるのでとても機能的です。さらに「あけびの籠」は伸縮性があるので、ある程度なら狭い木々の間など縮小拡大して通ることもできるのです。

そんな「あけび」のツタ(蔦)(蔓)ですが、木に絡みついたものではなく地面を這っているものほど良いと言われています。コダワリノ強いかご編み職人は、地面を這っているアケビの蔦(蔓)だけを採取して籠を編むのだと聞きました。

 

あけび蔓

あけび蔓

「あけび(アケビ)」の蔓(蔦)は、「山葡萄(やまぶどう)」の蔓と並び、自然素材のかご編み材の2トップです。山葡萄樹皮の採取時期は梅雨時期だということはわかりましたが、アケビ蔓の採取時期は色々な説があります。一般的には秋葉が枯れ落ちた後採取するというのが一番多い採取時期のようです。

 

アケビ蔓の概要

アケビ蔓の概要

「あけび(アケビ)」の蔓は木に絡まっている枝のように思われがちですが、「あけび(アケビ)」のつる細工に用いるのは「根蔓(ランナー)」です。「あけび(アケビ)」は「イチゴ」のようにランナーで増殖していく植物なのです。

「あけび(アケビ)」蔓には「根蔓(ランナー)」と「枝蔓」がありあす。「根蔓(ランナー)」は太さが根元から根先まで一定で長いものでは10mもあり蔓細工(かご編み材料)にはとてもよい蔓です。「枝蔓」とは、普通に木に巻き付いている枝のことですが木に絡み付いてるためにらせん状になっていてかご編み細工には適しません。真っ直ぐで長いものはほとんど無いのです。「あけび(アケビ)」の根蔓は、アケビの木を見つけても根蔓の採取はなかなな難儀です。一日採取しても多くて3~4kg位、普通は1~2kg位採取が出来れば良いほうです。「あけび(アケビ)」蔓も「山葡萄(やまぶどう)」の蔓同様に、かご編み材料としてとても人気商材です。でも、採取がかなり困難で材料確保が出来ない状況です。毎年注文量に応えらず、どうしても大量に注文いただく方が優先となってしまうのでとても心苦しく思っています。

御入用の方はお早めに(一年前に翌年分をオーダーされる方が多いです)、出来れば数量をまとめてご発注頂ければ幸いです。※但し、自然の物なので注文量が採取できないこともありますこと、予めご了承のうえご依頼ください。

 

 

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