メグスリノキ茶(目薬の木茶)の基礎知識と効能

健康茶の種類別効能ガイド, メグスリノキ茶(目薬の木茶)

目薬の木(メグスリノキ)とは;

目薬の木(メグスリノキ)は、長寿の木などと呼ばれることもある落葉高木です。もみじの仲間であるカエデ属ですので、葉っぱの形がよく似ています。秋になると赤く染まるのも特徴です。

国内においては東北地方中部以南の山地に幅広く自生しており、 成長すると10m以上にもなる高木として有名です。特に場所を選ぶことなく成長しますので、街路樹として使われることもあり、長野県の下新井には天然記念物に指定されている木もあります。

特徴的な名前を持っていますが、日本において古くから煎じた樹液を目薬として活用されてきたことに由来します。樹液を水で薄め目を洗うと眼病に効果がある民間薬として親しまれてきたのです。

メグスリノキの歴史

メグスリノキは古くから、眼病の民間薬として活用されてきました。日本にしか自生していない木であり、当時から貴重な木として扱われてきました。

戦国時代の名将、黒田如水がメグスリノキから目薬を作ったという言い伝えもあります。

国内の研究は、1970年頃から活発となりました。その後、1980年代に入ってからは、眼病予防に効果があるだけではなく、肝臓に対しても効果があることも分かってきました。

漢方薬などで活用はされていませんが、豊富に栄養素が含まれているとして、煎じたものを健康茶として飲む人が増えています。

メグスリノキに含まれる特徴的な成分「ロドデンドロール」

メグスリノキの効能について着目された1970年代に、目薬の木が含有する特殊な成分「ロドデンドロール」が、眼病に対して優れた効果を発揮することが分りました。

メグスリノキには、枝や葉などさまざまな箇所において豊富な栄養が含んでいることも分りました。近年の研究で、昔から言い伝えられてきたメグスリノキの民間療法が証明されたのです。

研究が進むと、肝機能を守るために良い働きをすることも判ってきました。メグスリノキの樹皮を煎じて飲み続ければ肝臓に良い効果が期待できる健康茶として注目されるようになってから一気に知名度が高まり、今ではすっかり人気となった健康茶です。

メグスリノキ茶の効能

目薬の木には、目に良い成分や肝臓に良い効果をもたらす成分以外にも、豊富な栄養素を含んでいます。

枝や葉に多く含まれている「ゲライニン」「ケルセチン」「トリテルペン」「フラボノイド」といった成分は、抗酸化作用に優れていますので、メグスリノキ茶は、活性酸素を減らし若返り(アンチエイジング)のサポートとなる効能が期待できます。

さらに、血流がよくなったり、中性脂肪やコレステロールの分解促進を助けてくれる効果も期待できるので、メグスリノキ茶を普段から愛飲する人が増えています。

 

参考:カエデ科植物の成分研究(第1報)メグスリノキの葉および樹皮の成分
https://ci.nii.ac.jp/naid/110003652635