ハブ茶の基礎知識と効能

健康茶の種類別効能ガイド, ハブ茶(はぶ茶)

ハブ茶とは;

ハブ茶というと、蛇を煎じたお茶と勘違いしそうですが、本当のハブ茶は「ハブソウ(波布草)」という植物の種子が原料のお茶です。沖縄の蛇(ハブ)を漬けたお酒「ハブ酒」があることから、勘違いしやすいようですが、ハブソウの汁がハブやマムシなどの蛇毒に効くので「ハブソウ」または「マムシグサ」と名づけられたそうです。

ハブソウは漢方名で「望江南子(ぼうこうなんじ)」と呼ばれ、炒った「ほうじハブ茶」は健胃・緩下・解毒薬として中国古来の健康茶です。

ハブソウの種子で作るお茶が本来のハブ茶なのですが、その生産量が低い(生産性が悪い)ために、代用としてエビスグサの種子を用いられ、今、ハブ茶はエビスグサ(ケツメイシ)が使われたものが主流となっています。

ハブ茶の特徴的な成分「アントラキノン誘導体」

ハブ茶は、古くから胃腸と目に良いとされ、民間薬に始まり、漢方、そして現代においては臨床的な研究も進められ、その有効成分も明らかにされています。そのひとつが「アントラキノン誘導体」です。

アントラキノン誘導体には、大腸内の筋肉を活性化させ、ぜん動運動を促進する働きがあります。そのため便秘解消や利尿作用があり、むくみ解消やダイエット効果が期待できます。

また、アントラキノン誘導体にはコレステロール値を低下させる効果や、血糖値の上昇を緩やかにする働きもあり、ダイエットだけでなく、糖尿病予防、生活習慣病の予防、腎臓病・肝臓病予防にも効果が期待できます。

ハブ茶の効能

ハブ茶には視力を増進させる効能があり、疲れ目、なみだ目、白内障、カスミ目、老眼にもいいといわれています。また、、高血圧、めまい、慢性便泌、老人性便秘に効果的で、腎臓や肝臓そして心臓の機能を向上させ、ムクミをなくす効果も期待できます。

ハブソウの種子を乾燥させ焙煎したお茶がハブ茶です。エビスグサが原料のハブ茶=ケツメイシ茶(決明子茶)とは見た目、成分、そして味も似ていると言われますが、味は明らかに違うと思います。

尚、複雑なのですが、もう一種、カワラケツメイ茶という健康茶もありますが、これも別の種類の植物が原料です。こちらは「エビスグサ(カツメイシ)」と姿かたちが似ていることからカワラケツメイと名付けられ、その効能も似ていることから、カワラケツメイ茶をハブ茶と名乗る製品もありますが、正真正銘のハブ茶は「ハブソウ」が原料の製品です。

ハブソウが原料のハブ茶は、風味が良く、初めて飲む人も一口飲んで旨い!と言ってしまう美味しい健康茶です。若干の苦味が薬効を感じます。中国では麦茶感覚でハブ茶を飲んだり、ハブ茶でお粥を作ったりして、普段飲むお茶の一つになっています。

日本では四国や九州を中心に古くから飲まれてきた健康茶です。それぞれの家庭で手作りされ伝承されてきたそうですが、今では農薬などの影響で、安全な環境で健康に育った野生のハブソウはとても希少なことと、採取・加工が手間なこと、そして、大量生産できる安価なハブ茶(ケツメイシ茶、カワラケツメイ茶)もたくさん出回っていることから、家庭で作ることはなくなりました。

現代人にとって嬉しい効果が期待でき、しかも美味しいので日常的に飲みたい健康茶ですが、質の良い国産ハブソウを使ったハブ茶はなかなか入手し難くなってきてます。現在安価で流通しているハブ茶の多くはカワラケツメイ茶で、それらの大半は中国やベトナムで大量生産されたものです。健康のために飲む健康茶ですので健康に育った健全な茶葉をお選びください。

参考:厚生労働省 日本薬局方
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000066530.html

 

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