はと麦茶(ハトムギ茶)の基礎知識と効能

健康茶の種類別効能ガイド, はと麦茶(ハトムギ茶)

はと麦(ハトムギ)とは;

はと麦(ハトムギ)は、イネ科ジュズダマ族の植物です。原産国は中国で、中国南部から東南アジアにかけて広く分布しています。日本でも青森県、岩手県、栃木県、富山県、広島県、福岡県など広域で栽培されています。

水はけが悪かったり、土が乾燥するようなところでは育ちません。花は8月から10月に咲き、9月から10月頃にかけて実り、収穫できるようになります。

はと麦(ハトムギ)というとパンや麺類の原料である小麦やビールの原料の大麦をイメージしますが全く別族で、とうもろこしに近い種類であるといわれています。

日本では健康茶〜はと麦茶(ハトムギ茶)として親しまれていますが、東南アジア諸国では、はと麦の殻を破って中身を食べるおやつとしてお馴染みです。

はと麦(ハトムギ)の歴史

紀元前1500年頃にはインドで既に栽培が広まっていました。その後中国に伝わり、奈良時代に中国から日本に伝わったとされています。

中国では古来、はと麦が原料の薬を「ヨクイニン(薏苡仁)」と称し、民間療法として活用してきました。現在、日本においても「ヨクイニン」は、皮膚科などで処方されている漢方薬や医薬品、市販薬などに広く活用されています。※医薬品原料はヨクイニン、食品原料はハトムギ(はと麦)という名称で流通しています。

はと麦(ハトムギ)に含まれる特徴的な成分「コイクノライド」

はと麦(ハトムギ)は皮膚トラブル全般に効果があるとされており、漢方はじめ医学薬学で注目されている成分です。厚生労働省の「日本薬局方」にも「ヨクイニン」として登録されていて、その効能は「イボ・皮膚のあれ」と記されています。

近年の研究によって、ヨクイニンの「コイクノライド」という成分が、ニキビ治療やしみ、そばかすなどに有効で、イボや魚の目などの腫瘍に対しても、解毒や毒素の排出を促進させ、 新陳代謝を活発にさせる効果に優れていることが解明されています。

はと麦茶(ハトムギ茶)の効能

はと麦茶(ハトムギ茶)は、江戸時代から私たち日本人において健康茶として親しまれてきました。ハトムギの独特の風味でさっぱりして美味しく頂くことができます。

イボや皮膚トラブルを改善してくれる効能が有名ですが、他にも、はと麦茶(ハトムギ茶)にはタンパク質やカリウム、鉄分、ビタミンB群などバランスの良い栄養素が豊富に含まれているので、特に女性に人気の健康茶です。

肌の新陳代謝を促進させ、美肌へのサポートを行うことができるとして、美容に良い効果が期待出来ることから昔から重宝されてきた健康茶です。近年普段飲むお茶を緑茶や紅茶、コーヒーではなくはハトムギ茶(はと麦茶)に変えたという美容意識の高い人も最近増えているようです。強い苦みがあると言われますが、原料の質や加工(乾燥焙煎細断など)によっては苦みが抑えられ香ばくて甘みすら感じる美味しいお茶になります。ブレンドのベースにもおすすめです。

近年、化粧品やサプリメントとしてヨクイニンの需要が爆発手的に増えたことから、はと麦(ハトムギ)は国内外で大規模に生産されるようになりました。中には粗悪品もあり、それらは主にペットボトル飲料やブレンド健康茶として利用されています。そして質の高いハトムギは価格が高騰しています。医薬品原料としては勿論のこと、健康茶も質の高いハトムギが原料のものを選びたいものです。

おすすめのハトムギ茶(はと麦茶)


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参考:厚生労働省 日本薬局方 ヨクイニン
http://www.info.pmda.go.jp/ogo/J0601007583_03_02