野ぶどう茶の基礎知識と効能

健康茶の種類別効能ガイド, 野ぶどう茶

野葡萄(ノブドウ)とは;

野葡萄(ノブドウ)は、ブドウ科ブドウ属に属する低木です。葡萄の仲間ですので、葉っぱは葡萄や山葡萄に似ていいます。葡萄に似ている直径4㎝から12㎝程度の実がなりますが、渋く苦いのが特徴です。この実をカラスが好んで食べることから、「カラス葡萄」とも呼ばれています。

日本全国に分布していて、日当たりの良い道端や敷地などに自生しています。特に北関東から東北地方にかけて、古くから肝臓にいいと伝承されてきました。海外では東アジア一帯とアメリカにも自生しています。アジアやアメリカには、20種類ほどの野葡萄が在るそうです。

8月には、淡い緑色の小さい花が咲き、果実は9月から10月頃に熟してきます。果実を鑑賞目的として栽培されることもあります。

野葡萄(ノブドウ)の歴史

ノブドウは「ウマブドウ」「イヌブドウ」「ブスの実」とも呼ばれていて、古来中国では万能治療薬として伝承されてきました。中国の薬草学である「中薬大辞典」には、野葡萄が紹介されており、解毒作用血行の改善鎮痛などに作用があるとして知られています。漢方では、ノブドウを蛇葡萄(じゃほとう)、蛇葡萄根(じゃほうとうこん)という名称で活用されてきました。近年では、1970年頃からノブドウの研究が活発化し、薬効については肝臓に対する作用が認められるようになってきました。

野葡萄(ノブドウ)の抽出エキスが持つ「高繊維性効果」とは

獨協医科大学組織培養研究センターでは、積極的にノブドウの研究を行っています。

研究では、ノブドウから抽出した「野葡萄エキス」を摂取することによって、肝臓病により併発する倦怠感、食欲不振、吐き気などにおいて改善が見られました。肝臓機能が低下すると、幹細胞に脂肪の塊がたまりますが、野葡萄エキスを摂取することによって、この脂肪の塊がなくなることが分かっています。臨床例では、アルコール性肝障害の人に対して一か月摂取を試みたところ、肝機能の数値が改善したと報告されています。

古くから民間療法として伝えられてきたことが、医学会においても注目・立証されてきたことが分かります。

野ぶどう茶の効能

近年、健康茶として野ぶどう茶を飲む人が増えてきました。野ぶどう茶は、ノブドウの実だけではなく、葉や茎も含まれています。ノブドウには、実だけではなく、根や茎、葉、全てにおいて薬効があるとして東洋医学でも活用されています。ノブドウの抽出エキスは、肝臓の働きに対してサポートする作用が分かっていますが、野ぶどう茶においても肝臓の働きを活発化させ、利尿を促進し、血圧の高い方や体のむくみなどで悩んでいる沢山の方が飲まれています

脂肪肝と肝機能の改善に役立つだけでなく、糖尿病、関節炎、不整脈や花粉症などの体質改善にも利用されています。野ぶどう茶には血液循環を良くする働きもあり、抗がん効果を期待して購入される方も増えています。

参考:野葡萄エキスの効果について 獨協医科大学 内科学 中元隆明
http://www.f-pw.jp/healtycare/nobudou.html

 

おすすめの野葡萄茶(のぶどう茶)

※健康茶ラボが管理する自然農園にて栽培している野葡萄(のぶどう)がオススメなのですが、無農薬・無施肥の自然栽培のため収穫量が極めて少なく現在在庫はありません。収穫は初夏から秋になります。加工後漸次販売しますのでお待ちいただければ幸いです。