20代から30代にかけて、自分なりに全力で働いてきました。新入社員の頃は「年収◯◯万円を目指そう」「あの仕事ができるようになりたい」「あの先輩みたいになりたい」と、目標に向かって奔走する日々。
当時はまだ“ブラック企業”という言葉が今ほど浸透しておらず、週末に仕事を持ち帰ったり、日付が変わるまで残業することも珍しくありませんでした。疲れていてもなお「成長している」という実感が嬉しくて、何よりもそれ自体が楽しかった。いま振り返れば、すべてがかけがえのない思い出です。
しかし30代に入る頃には、ライフステージの変化や、大きな病気との向き合いも経験しました。比喩ではなく、“生きること”に必死で、未来への希望を語る余裕すらあまりなかった気がします。
それでも30代後半に差し掛かると、「いやいや、まだまだこれからでしょ」とふと気持ちを立て直せた自分がいました。もう一度、自分らしく、芯を持って生きていこう。そう思えるようになったのは、家族や同僚・仲間の支えと、積み重ねた経験が視野を広げてくれたからだと思っています。
「仕事が全て」じゃないと思えるようになってきた
気がつけば、もうすぐ40歳。ようやく肩の力を抜いて、こう思えるようになりました。「仕事は大切。でも、人生の“中心”でなくてもいいのかもしれない」と。
我が家は夫と2人(+猫2匹)の暮らし。家族も大切、暮らしも大切。もちろん、仕事も大好きだからこそ、ずっと続けていきたいと思っています。
一方で何かを犠牲にしなければならないほど、自分を追い詰めるような働き方は、もう卒業してもいい。むしろ、しっかり休むこと、整えること、自分の「心地よさ」を大切にできる人のほうが、今の時代にはフィットしているのではないかと感じています。
だから最近は、「休むことも、仕事のうち」と割り切るようになりました。そんな毎日の中で、わたしが意識しているのが、「日常に、ひと息を挟む習慣」です。
やさしさがじんわり広がる、どくだみ茶
午後のリフレッシュや、仕事終わりのリラックスタイムに、最近よく飲んでいるのが「どくだみ茶」。正直、昔は「クセが強くて、おばあちゃんが飲むお茶」というイメージがありました。
実際に飲んでみると、まったくクセがなく、すっきりと飲みやすい。ほんのりとした甘みすら感じられて、食わず嫌いならぬ飲まず嫌いだったなと気づきました。今ではすっかり、手放せない存在です。
どくだみは、古くは“十薬(じゅうやく)”とも呼ばれ、民間では体内のめぐりやバランスを整える植物として親しまれてきました。もちろんお茶なので、短期的に何かを「治す」効果は期待しづらいのですが、わたしにとっては、心と体をリセットする“スイッチ”のような存在です。
お気に入りのカップにお茶を注ぎ、深呼吸する。そのひと口が、「今日もよく生き延びた」と自分に声をかける合図になっています。
全力で駆け抜けるために、「整える時間」を持ちたい
若い頃には、運動もせず、仕事に直接関係のあること以外は「無駄」のように感じていた時期もありました。けれど今では、ジムに通ったり、英会話に挑戦したり、ずっと後回しにしてきたことを、ようやく楽しめるようになっています。
身体も心もメンテナンスしながら、日々を前に進めていく感覚。それはまさに、「整えながら生きる」という生き方。
今の私は、20代の頃とはまた違った形で全力です。しなやかに、丁寧に、自分の人生を歩いている気がします。
たくさんの役割やタスクを抱えながらも、仕事も暮らしも楽しみたい。そんな“欲張りな30代・40代の女性”にこそ、1日1回、自分に優しくする時間をつくってあげてほしい。
私にとって、そのスイッチになっているのが「どくだみ茶」。今日もがんばるあなたのそばに、そっと寄り添ってくれるお茶です。
布袋農園 広報担当
