姉妹という関係 -家族に送るお茶-

わたしには、2歳年下の妹がいます。

子どもの頃からいつも一緒に過ごし、スタジオジブリの『となりのトトロ』のサツキとメイちゃんのようなキャラクターでした。しっかりしなくちゃと思っている姉(わたし)と、愛嬌のある妹という絵に描いたような姉妹でした。一緒におやつを食べるときは、わたしがクッキーやチョコレートなどを二人分同じ数を用意して、妹は「ヨシ!」という顔でニコニコと喜んでいる。妹がいうことを聞かないときは、わたしがお母さんに「妹が言うこと聞かない!」と怒っていました。性格はまるで違うけれど、仲が良い。姉妹だけれど、どこか親友のようでもある。そんな存在です。

今でも思い出すのは、夜ふかしをして一緒に勉強した学生時代のこと。テスト前になると、リビングのテーブルで妹とそれぞれ問題集を解いたり、課題をこなしていました。当時、二人とも「椎名林檎」が大好きで、パソコンから音楽を流しながら、同じ曲を聴いていました。

今思えばすごく濃密で、特別なものだったなと思います。一人だったら心が折れていたかもしれないけれど、隣に妹がいたから、頑張れた。そんな夜が、何度もありました。

今も変わらない、やさしい距離感

二人ともアラフォーという、すっかり大人になった今は、それぞれ家庭があり、全く別の場所で暮らしています。仕事の忙しさや家庭の都合もあり、頻繁には会えませんが、誕生日や季節の節目など、ふとしたタイミングでプレゼントを贈り合う習慣は、自然と続いています。

先日、そんな妹に「腸活ブレンド茶」を贈りました。昔から二人とも便秘がちで、「なんかずっとお腹が重いんだよね」と言っていたのを思い出して。最近は“腸活”という言葉も定着してきましたが、何か特別なことをしなくても、まずは日常の中で自然に取り入れられるものを……と思って選びました。

腸活ブレンド茶には、ごぼう、菊芋、玄米、枸杞葉(くこよう)、はと麦、黒豆、桑の葉など、からだを整える野草や穀物が贅沢に配合されています。なかでも、ごぼうや菊芋に含まれる「イヌリン」は、水溶性食物繊維の一種で、不要なものをやさしく流すサポートをしてくれるといわれています。便通の改善が期待されていて、腸内環境を整えたい方にもぴったりの成分です。

後日、妹から「めちゃくちゃ効果あった!」とメッセージが届きました。便秘って、誰にでも話せるわけではないし、人によっては相談しにくいテーマでもありますよね。だからこそ、気軽に届けられるお茶は良かったなと思います。

やさしさを贈るということ

姉妹だからこそ、言葉にしなくても伝わること。
離れていても、ささやかな贈り物に気持ちをのせて届けること。
そんな関係が、大人になった今も続いていることが、なんだか少し誇らしい。

日々の忙しさの中で、自分の体や心の声に耳を傾ける時間はつい後回しになりがちです。
でも、そんなときこそ、ふと立ち止まってお茶を淹れる時間が、心と体を労わるきっかけになるかもしれません。

布袋農園の野草茶が、そんな優しいやりとりのひとつになれたことが、わたしにとっても小さな喜びです。

布袋農園 広報担当