花粉の季節、甜茶という選択肢。

アレルギーによる春の揺らぎに、やさしい一杯を

春が近づくと、心は弾む一方で「そろそろ来るかも…」と、花粉やアレルギーの気配に構える方も多いのではないでしょうか。くしゃみ、鼻水、目のかゆみ——そんな花粉の季節の揺らぎを少しでもやわらげたい。そう感じる方に、やさしく寄り添う一杯があります。

それが「甜茶(てんちゃ)」。

甜茶は、中国で古くから親しまれてきた甘いお茶。砂糖を入れなくても甘くふくよかな味わいで、ノンカフェインで飲みやすいことから、今あらためて注目されています。特に、春先の不快感に備える目的で、生活に取り入れる方が増えてきているのです。

布袋農園 運営責任者 稲葉 浩太

執筆者:
布袋農園 運営責任者 稲葉 浩太
野草茶・ハーブティー・薬膳茶を研究し、美味しく健康効果の高いお茶を求め日本各地を訪ねている専門家。
腸内細菌の遺伝子検査によるアドザイザーも行っており、「健康は腸から、腸は食物繊維から、食物繊維はお茶から」が口癖。

パーソナル薬膳茶マイスター、パーソナルヘルス協会認定パーソナル腸活コーチ、経営学修士

甜茶とは?

中国で古くから親しまれてきた、自然の甘さを持つお茶

甜茶は、古代中国で薬草としても用いられていた歴史を持つ健康茶です。砂糖の70倍の甘さともいわれる天然の甘味成分が含まれているので、カロリーゼロなのにおいしい甘さを楽しめます。砂糖などを制限している方にもおすすめです。お茶としてそのまま楽しめるだけでなく、薬膳の材料としても使われてきました。

現代では、甜茶に含まれるポリフェノールに注目が集まり、季節の変わり目に起きやすい不快感やアレルギー対策の一環として取り入れる方も少なくありません。
特に、甜茶ポリフェノールはヒスタミンという成分の働きを穏やかにする可能性があるといわれており、「自然のものから整えたい」と願う方々に選ばれているようです。

※甜茶は食品であり、医薬品ではありません。効果効能を保証するものではなく、健康的な生活習慣のひとつとしてご紹介しています。

甜茶の風味と魅力

甘みのあるやさしい味わいで、毎日のリラックスタイムにも

甜茶の魅力は、なんといっても自然な甘み。渋みや苦みが少ないため、ふだんお茶をあまり飲まない方にも飲みやすく、スイーツ感覚で楽しめる方も多いのが特徴です。

・朝の一杯にホットでほっこり
・午後のティータイムにアイスでさっぱり
・寝る前にリラックスのお供として

カフェインを含まないため、時間を選ばず飲めるのも嬉しいポイントです。お子さまや高齢の方にも親しまれやすく、ご家族で楽しめるのも魅力のひとつです。

ポリフェノールを毎日に。

継続がポイント、だからこそ“飲みやすさ”を大切に

甜茶に含まれるポリフェノールは、毎日少しずつ摂ることで、体にやさしく働きかけることが期待されている成分です。とくに春先に不快感が出やすい方は、飛散の始まる少し前から取り入れてみるのがおすすめです。

・ティーバッグタイプなら手軽に続けられる
・蜂蜜やレモンを加えると、気分に合わせてアレンジも可能
・食事との相性も良く、日常の飲み物としても◎

習慣にしやすい味と手軽さが、甜茶の魅力です。

健康的な暮らしの“選択肢”として

「効く」よりも「寄り添う」存在でありたい

甜茶は医薬品ではないため、「これさえあれば大丈夫」というものではありません。ですが、「なるべく自然なもので整えたい」「まずは試してみたい」と思う方にとって、毎日の暮らしにそっと寄り添うお茶であることは間違いありません。

また、甜茶には抗酸化作用を持つとされる成分も含まれており、エイジングケアや健やかな体づくりを意識する方からの支持も集めています。

甜茶を選ぶときのポイント

  • オーガニックや農薬不使用の原材料を使っているか
  • 添加物が少ないシンプルな原材料か
  • レビューや口コミで飲みやすさや味を確認する
  • 保存がしやすく、継続しやすい形状(ティーバッグなど)か

こういった観点で選ぶことで、ご自身に合った一品が見つかるはずです。

また、既往歴がある方や妊娠中の方、服薬中の方は医師や薬剤師に相談のうえ、ご自身の体調に合わせて取り入れてくださいね。

まとめ:自分のペースで、春を快適に

「体に合うかも」と思ったら、まずは一杯からはじめてみませんか?
甜茶は、忙しい日々の中でほっとひと息つける、そんな存在。春先のモヤモヤを整える習慣のひとつとして、あなたの暮らしの一部に取り入れていただけたら嬉しいです。

あなたらしい春を、心地よく迎えるために。
やさしい甘さの一杯が、あなたの味方になりますように。

布袋農園